「最近怖ぇんだ」





ボソリと呟いた。





「いつも俺様の景吾が・・・めずらしーい」





横で目をまるくさせている


俺様の自慢の女。


俺様の彼女。





「俺様を何だと思ってるんだ,アーン?」





「自己チューお坊ちゃま」





サラリと言われて、返す言葉もない。


俺様に対してその態度。


でもまぁ、そんなとこも含めて愛しくて。


頭をくしゃっと撫でるくらいで許してやる。





「で・・・何が怖いの??」





上目遣いで見てくるは本当にかわいくて。


ずっと俺様だけのモノ。





「・・・・・夢を見た」





そりゃもう最高に怖い夢。


俺様の終わりだ。





「夢?・・・あ、試合に負けちゃう夢?」





楽しそうに笑うの期待に応えられなくて残念だが・・・





「俺様が試合で負けるわけねーだろ?例え夢でも」





試合に負ける夢は見たことがない。


最近よく見る夢はそれよりも怖ぇんだよ。





「じゃぁ何ー?」











に触れられなくなる夢





を失う夢











「・・・景吾バカじゃないの?」





「俺様に向かってバカとは・・・」





表情ひとつ変えない


お前は俺様を失っても悲しくねぇのかよ。


怖くねぇのかよ。


そうなら少し・・・


いや、カナリ悲しいんだけどよ。





「あたしは景吾のこと嫌いになんないもん。例え坊主になっても」





宣言する彼女を


愛しく思う。





「景吾のこと失わないようにずっと掴んどくねっ」





は俺の服の袖をぎゅっと掴む。


何を怖がっていたのだろう。


易とも簡単にこの不安は取り除かれてしまうのに。























「俺様のこと離すんじゃねーぞ?」





「じゃぁっ・・・景吾もあたしのことだけ見てよ?」











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前回のKeigo Dreamは

儚い恋て感じだったので

今回甘いぞ ヮ――ヾ(*>_っ<)ノ――ィ


はい,落ち着いて・・・


あたしが景吾愛に目覚めたのは何故か

知リたくあリませんか?!

あ・・・知リたくないって??

ならいいもん、教えないもん ((スネるな


ココまで読んでくださってあリがとうございました


                                   Manaka