「あたし最近、誰かに監視されてる気がするんだけど」
彼女が零した1つの言葉から始まった
究極のラブストーリー
ではなく
溺愛のキバの奮闘記第一弾。
第二弾があるかどうかは未だ不明。
俺にまかせろ
キバとは付き合い始めて一年になる。
まだまだ冷めない熱い恋を邪魔する影。
彼はそれを許せなかった。
人の恋路を邪魔する奴はぶっとばしてやる。
「いつ監視されるって感じるんだ?」
キバは眉間にシワを寄せながら問う。
「んー・・キバと一緒のときは感じないかな」
二人は何をする時も一緒だったので
彼女が監視されるとしたら・・・
「風呂か!」
1人で納得したキバは
早速愛するに提案。
「一緒に入ればいいんじゃねーの??」
心なしか楽しそうな彼。
「やだ」
彼女は即答するが
キバは諦めが悪かった。
「付き合って一年だしさ、それぐらい・・」
「やだってば」
は下唇を噛み締め
彼を睨みつけた。
「キバと一緒にお風呂入るくらいなら、監視されてた方がマシ!!」
そう言いきった彼女の言葉は
キバのハートをグサグサと傷つけた。
「俺じゃない奴にの入浴シーン見せてたまるかっ!!」
二人っきりの部屋にキバの声が響く。
外まで聞こえそうな大声だ。
「ちょっ・・声大きい」
照れたような顔では言った。
「でもなー・・俺より他人をとったのはショック」
子犬のようにしゅんとした彼に
は少し同情しかけて
「あたしはキバが世界で一番好きだよ」
言いながらぎゅっと抱きしめる。
キバは調子にのって強く抱きかえした。
「ちょっと!!強いって・・」
抵抗するとそのまま横にさせられて
彼は呟いた。
「俺のこと世界で一番好きなんだろ?」
「うっ・・・」
何も言い返せずにいると
はキバのペースに飲み込まれた。
いつもより深いキスで責められて
深く深く愛されて
求められる・・・
そして問題の入浴シーン。
「ちゃーん、俺も入・れ・て」
風呂場の外でキバは彼女を呼ぶ。
まさに擬人化ではなく変態化。
「キバなんてもう知らないっ!!」
照れ隠しにか
は大声で叫んだ。
「さっきあんなことしたじゃん、別に隠すことないし・・もう良くね?」
それを聞いた彼女は
ドアに向かってシャワーをかけた。
「キバの変態っ!!」
シャワーをかけたことにより
ドアの曇りが消えて
変態キバが喜んだことは言うまでもない。
がこれから
いわゆるストーカーという人よりも
変態キバに困らされた事も言うまでもない。
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楽しくかけました
キバ=変態だと勘違いしておリます、愛華です 笑
この小説書いてる時に友達とメ-ルしてて
本郷奏○さんの話で盛リ上がってたんですけど
彼に甘えられたら理性が保てないなどとバカ言ってました
まるで変態キバなあたし (;゚д゚)
てゆ-かそれでキバの変態がパワ-アップしちゃいました
ココまで読んでくださってあリがとうございました
Manaka