里の境目で向かい合う若い男女。





「・・左近?」





は彼の名を呼んだ。


警戒しながら歩み寄り、顔をまじまじと見つめる。





「久しぶりだな、





昔みせた笑顔で彼は言った。





と左近は幼馴染で


一緒に修業して、一緒に遊んだ仲。


いつも二人一緒だった。


気づいた時にはお互いを恋愛対象として見ていた。





だが、時既に遅しというのだろうか。


彼女は木ノ葉の里へ引っ越すことになっていた。


気持ちを伝えられずに離れ離れとなり


両方が後悔後悔の日々を送った。





そして皮肉な事に彼らは再会する。


“敵”という立場で。





・・会いたかった」





彼女もそう思っていた。


だが自分の立場を己に思い出させる。





「あたしと左近は・・敵なんだよ?」





自分に言い聞かせるように強く。


そして彼に向けてクナイを構えた。





「あぁ」





左近が言った後にお互い刃を向けて走り出す。


だが男女の差というのは実戦でもあるようで


の背後に左近は回りこんだ。


自分は殺されるのだと


幼い頃恋心を抱いただろう彼に殺されるのだと


そう思って目を瞑った瞬間。


そのまま背後から抱きしめられるような格好になる。





「ぇ・・左近・・・?」





状況が呑みこめず慌てふためく彼女を


逃げられないように包み込む。





「好きだ」





耳元で囁いた言葉には敏感に反応した。





「だっ・・ダメだよ」





そう言われるだろうと薄々感づいていた。


それでも苛立ちを感じて抱きしめる腕に力を込めた。


このままを粉々にしてしまいそうなくらいに。





「っ・・・離してっ・・」





痛み、苦しむ彼女を前に


我を取り戻した左近は、を解放した。


至近距離で息を整える彼女に欲情しそうになる。





「あたしも・・左近の事好きだったよ」





幻聴かと考えていると彼女はまた口を開く。





「たぶん・・・今も好き」





左近は抑えられなくなって


再びを捕らえた。


そして艶やかな唇に己を押し当てた。


名残惜しそうに離れると彼女の吐息が漏れる。





「でも遅かったんだよ、あたし達」





は大きな瞳を潤ませた。


それを見て彼は言う。





「遅くなんかねぇよ、今から駈け堕ちとかすりゃぁ・・」











二人で墜ちてゆくなら、それでいい

















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後輩からの寄せ書きに

『先輩とのエロバナ楽しかったです』て書いてあったので

エロいの書いちゃえとか思って書き出したんですけど


やっぱリ相方のつ-ちゃんの許可なく書いたらアレかと思いまして・・

ここわ止めときましたよ ┐(´∀`)┌やれ02


リクエストされたら喜んで書いちゃいま・・ (((((;`Д´)≡⊃)`Д)、;'.・ぐは


ココまで読んでくださってあリがとうございました


                                   Manaka