あたしは風紀委員の雲雀さんが大好きです。


みんなは「怖い」とか「近づくな」とか言うけど・・


この気持ちは抑えられそうにありません。





I LOVE HIBARI Y





ぁ・・雲雀さんはやめときなよ・・食われるって」





親友の助言ともとれる言葉は


一切無視。


今日も遠くから貴方を見させていただきます。





じーっと応接室の窓を眺めてたら


雲雀さんが窓際に!!


ここぞとばかりに手を振ると


知らん顔して窓際から去っていってしまった。





そんなことでめげません。


そーゆーツレナイとこも好きです。





「そんなに好きなら告白して噛み殺されちゃえ」





その手があった!


あたしは彼が下駄箱に来るのを待ち伏せした。


彼を待つ間中ドキドキが止まなくて。





「・・・そこ僕の下駄箱なんだけど?」





本人登場ッッッ!


心臓がヒートアップしてきた。


近くで見る雲雀さんは相当かっこよくて。


何処を見ればいいのか分からない。


それでもあたしのことを知っててもらわなきゃと


自己紹介。





「並盛中1年です」





「知ってる」





え?


知ってる?


・・・さすが風紀委員長!


全校生徒の名前を覚えてらっしゃるのですね!!





さんに聞きたいことがあったんだ」





あたしに聞きたいこと!?


貴方のためなら何だってお教えいたします。


あ・・3サイズなしで。





「な・・何ですか?」





あたしはゴクリと唾を飲み込む。





「君・・・僕のこと好きなの?」





「えええええええっ!!!!」





突然?


そりゃぁ大好きですよ。


なんたって I LOVE HIBARI Y ですし。





「もし君が僕を好きで・・僕が君を好きなら両想いだね」





そうですね・・


ってありえないけど!


ムードに流されて告白しちゃえ。


あたしは大きく深呼吸。





「・・・あたしは雲雀さんが好きです」





「そうなの?」





そうなの?・・・って雲雀さん。


雲雀さんが聞いてきたんじゃないですか。





「大好きです」





念を押すように言うと


視界が真っ黒になった。





一瞬あたしは噛み殺されたのかと思った。


でも雲雀さんの香りがして。


暖かくて。





あたしは


大好きな彼の


腕の中にいた・・・





「じゃあ両想いだ」





「・・あたしの片想いですよ・・・」





自分に言い聞かせるように呟く。


あたしを好きになってくれるわけないでしょ?


でもいいです。


遠くで見てるだけでもあたしは幸せ―――





「あれ?・・僕言ったよね?


“もし君が僕を好きで・・僕が君を好きなら両想いだね”って」





諭すように耳元で呟かれて。


心臓ドキドキしすぎて停止って感じ。


それに気付いたの?


雲雀さんにぎゅってされる。























「僕は君が好きだから君の名前を知ってたんだよ











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初☆恭弥ッッッ (ノ●´∀)八(∀`●)

最初・・恭弥の『や』は“也”かと思ってたお馬鹿です

さらに両想いの『想い』を

“思い”にするべきか迷いました


さリげない告白好きです

趣味丸出しな作品・・・ (´艸`笑)


ココまで読んでくださってあリがとうございました


                                   Manaka