・・・また2番。
2番なんてまるで意味が無い。
テストの順位が発表されて。
いつもニアは、ちやほやされてた。
ちやほやされたいわけじゃない。
・・・ただ、1番になりたい。
認められたい。
「メロっ。テストどぉだった?」
「2」
「本当に?!あたしなんか教えらんないくらいなのにー」
いつも彼女だけは僕の傍に居てくれた。
ニアの周りに居る奴らとは違った。
でも、今の僕には慰めにしか聞こえなくて。
「別に・・・慰めなんかいらねぇ」
大好きなのに
こんなにも嬉しいのに。
つい冷たい事を言ってしまう。
「ん・・・ごめんね」
彼女のこんな悲しそうな顔なんて見たくないのに。
口が勝手に動き続ける。
見栄っ張りなんだ。
「もニアのとこ行ってちやほやして来いよ」
「メロ・・・なんでそんなに1番に拘るの?」
「あ?」
「テストなんて・・・1番じゃなくてもイイじゃん・・・2番で十分じゃないの?」
2番なんかいらない。
・・・ただ、イチバンになりたい。
「1番じゃないと意味がないんだよ。だって・・2番の僕より1番のニアの方がイイんだろ」
僕がそう言うと彼女は俯いてしまった。
少し言い過ぎた・・・
「ごめん・・・言い過ぎた」
僕が謝ると彼女は僕を抱きしめてくれる。
の体温が伝わってきて。
「あたし・・・メロがすっごく好きだから」
恥ずかしくなってくる。
耳元でそんなの反則だろ。
「あたしにとってメロは1番だよ?」
「・・・」
どうして彼女はここまで僕に尽くしてくれるのか。
「あたしがメロは1番だって言うだけだったら・・・やっぱダメかな?」
「そんなことねぇよ」
イチバンになりたい
彼女をずっと僕のものにしておくため。
のイチバン
それが僕の1番の誇り。
「・・・僕はお前の1番を極めてやる」
そう呟いて
そっと彼女のおでこにキスを落とした。
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(*ノノ)きゃ(*ノωノ)きゃ(*ノω・)ゝちらリ(*ノωノ)きゃ(*ノノ)きゃ
メロ書いちゃッたよ、このおバカさんは
キャラ掴めてない・・・ Σ(゜Д゜;)
メロとラブ02したかったわけでして
幼い頃のメロは“俺”じゃなくて“僕”だとゆ-噂を聞いたので
僕にしたんですが・・・微妙
ココまで読んでくださってあリがとうございました
Manaka