今日は俺の家にがやってくる。


昨日から、やたらそわそわして


あんま寝れなかった。





ピーンポーン





玄関まで猛ダッシュ!!


勢い良くドアを開けるとそこには


可愛い俺の彼女。





「まぁ、入れって」





俺の声が少し裏返る。


緊張してんのかも。


そんな俺とは反対に


彼女はいつも通りの笑顔で俺の家へ。





「お邪魔しまーす」





私服姿のが俺の心臓を煩くさせる。


なんかいつもと雰囲気とか違ぇし・・


調子狂うな。


いろいろ思いつつも


俺は彼女を自分の部屋まで誘導する。





「今からジュースとか持ってくっから」





部屋で待っているように


に言うと


俺だけに向けられる彼女の笑顔。


うわっ・・何かこーゆーのダメだ。





台所までジュースを取りに行き


彼女の大好きなケーキと


俺が食う大きなケーキを抱えて


高鳴る鼓動を抑えきれずに


の待つ自室へと向かった。





「お前ケーキ好きだよなっ!!」





笑顔で言うと


彼女の目は輝く。


女ってこーも食い物に弱ぇのな。


の目の前にケーキを置いてやる。





「これ、あたしが一番好きなケーキ?!」





俺は鼻高々で頷いた。


この日のために俺は日々データを収集してたんだ。


って俺、乾先輩みたいだ・・・





「桃・・知ってたんだ?・・ありがとー!!」





満面の笑みで俺に抱きつく





俺らは仲良くケーキを頬張る。


そして他愛も無い話に


花を咲かせていた。


そんな時が俺のベッドの横にある


コルクボードに目をやった。





「ねぇ桃・・あのコルクボード、写真が裏返しに貼ってあるよ?」





まずい!!


あの写真は・・あの写真だけは


彼女に・・・


に見せたらいけねぇんだ!!





「あれはっ・・なんでもねーな、なんでもねーよ」





そう言って誤魔化しては見たものの


彼女はすぐにその写真を剥ぎ取った。





桃城武・・一生の不覚っ!!


あの写真見られたら


幻滅されるぜっ・・・





「・・・これ、あたし??」





写真を見てから


俺を見る


彼女は何故か急に笑い出した。





「っ・・んだよ?!」





顔が火照ってくる。


恥ずかしいぜ、くそっ・・


写真見てから寝てるとか言えるかよ。


自分の彼女だけどさっ・・・





「・・なんか嬉しいっ」





はそう言ってから再び抱きついてくる。


気持ち悪いとか言われるかと思ったのに


嬉しいって・・何でだよ?


俺が頭ん中で考えてたことを見透かしたかのように


は言った。





「家でもあたしのこと考えててくれるんだ・・」





俺はぶっきらぼうに


彼女を抱きしめ返す。





「俺はいつもお前のこと想ってるっつーの」











朝も昼も夜も、君だけを想ってる











「桃大好きっ」





は言ってから


甘いクリームの味が残る唇で


俺のそれに触れた。





なんかいっつも俺が負けてるみてぇで


かっこわりーな。


かっこわりーよ。


今度は俺が


にいいとこ見せてやる。











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最近、桃ちゃんと亮ちゃん (宍戸) が同じに見えます 笑

てゆ-か亮って名前テニプリ内で02人居てごっちゃになリますね


近所の友達 (登場02回目!!) に20.5巻を借リて読んでみました

好みのタイプとかあるんですね (;・д・A

まだまだファンとして甘いです、うん


あたしの好きなヒロインは

“守ってあげたくなる子”なんですけど・・・

活発な女の子が好きなキャラが多いみたいです

ま、いいや (●´3`●)ノ♪゜+。


ココまで読んでくださってあリがとうございました


                                   Manaka