大好きな彼が姿を消してから何年が経つのだろうか。
貴方が居なくなってから
あたしはずっと独りぼっち。
ねぇ・・イタチ
そんなあたしに貴方の弟が手を差し伸べてくれたの。
「の悲しむ顔なんて見たくない」
口ぐせのように言うサスケ。
あたしは彼にどれだけ救われたか
彼はあたしをどれだけ愛してくれているのか
分かってる。
それでもイタチのことが忘れられない。
今も昔も
あたしは貴方の事しか目に入ってなかったの。
サスケのことだって・・
イタチの弟としてしか見れない。
「・・ちょっと修業に付き合ってくれ」
断わる理由などない。
反応を緊張した面持ちで確かめているサスケ。
あたしは微笑んで頷いた。
演習場につくなり
彼は1人で特訓、修業を始めた。
あたしが居なくてもいいみたいに。
ただ黙々と修業するイタチの弟。
勝手に重ね合わせてしまう。
大好きだった彼とその弟。
容姿も
行動も
優しさも
包容力も
全て重なって
目の前がぼやけてくる。
やだ、涙が溢れ・・・
涙を流すまいと必死になっていると
後ろから彼の香りがして
ぎゅっと抱きしめられる。
「・・・」
声までイタチに似てきたサスケ。
あたしが何も言えないでいると
彼は耳元で囁いてくれる。
「兄貴を忘れろなんて言わない・・ただ俺はが好きだ」
嬉しいよ
嬉しいけど
嬉しいのに
涙が止まらない。
それも嬉し涙なんかじゃないの。
あたしやっぱりイタチが好きなんだって
思い知らされる。
サスケにどれだけ救われても
サスケにどれだけ愛されても
あたしにはイタチしか居なかった。
あたしはイタチじゃないとダメだった。
「あたし・・サスケのこと」
好きだよ、も
愛せないよ、も言えなかった。
あたしの大好きな人の弟に口づけされて。
あたしの唇から名残惜しそうに
サスケは離れて
あたしを見つめながら言った。
「愛してる」
「あたし・・・」
愛なんて感情忘れちゃったよ
思い出せるのかも分かんない。
それなのにサスケは
ずっとあたしの隣に居てくれた。
それなのにイタチは
ずっとあたしの心の中に住み着いてた。
愛してる。ごめん、嘘。
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いい加減ヒロイン視点とか止めたい
でも止められない・・
重症ですね ヽ(´Д`;)ノあうあ...
悲恋とシリアスの違いって何ですか??
これはどっちですか 逝ッテ( ゚д゚)(゚д゚ )ヨシ
しかもこれは夢なのか?!
サスケに愛されちゃってるのに無視ですか!!
ん〜ここはひとまず退散とゆうことで ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
ココまで読んでくださってあリがとうございました
Manaka